白井屋ホテル"the LOUNGE"

2023

群馬の前橋の白井屋ホテルのラウンジ"the LOUNGE"を水彩で描いて、大晦日に配布の広告新聞の表紙を飾ります。ワケありに見えるカップルは、取材に同行してくださった編集者などなど。これにボクと市の職員(市議も市の職員も弾けた感性を持ってる方)で食事をしていると、仕事を街づくりにコミットした形で進めている人が次々と声をかけてくれたのが面白い！白井屋ホテル取材は2回に分けて掲載され、初回は『アートホテルとしての存在意義』みたいなことを語り、今回"the LOUNGE"を紹介する記事にしてくれとのオーダー。なので、この会食から明けた朝食もthe LOUNGEで、メインダイニングのシェフ片山ひろさん監修の群馬の食材で構成されたモーニングプレートを頂き。ああ、これはディナーも頂いた上で絵を描きたいなと。 11月に岩手に行った帰りに白井屋ホテルに一泊。片山シェフのディナーを頂いてみたら、スタッフさんたちがとても気持ちよく働いている姿に感動した次第。なので、自分がグルメレポート的なことをやっても面白くなく、この場所での人の働きのクオリティが街に染み出していった先、どんな街が生まれるのかを想像したエッセイをしたためました。その未来はマティスが描いた世界のようであればいいな、そんな絵なのかもですね。

クライアント名：広告新聞社