第18回 TIS公募

《審査結果詳細》

本審査結果
企業賞審査結果

【入賞】
TIS大賞 アサバマリエ
金賞   いそ
銀賞   SHIROMI たざきたかなり
銅賞   ゴトーヒナコ HIROKI YAGI

〔五十音順・敬称略 以下同〕

【入選】
天乃 壽
IQGM
太田マリコ
かたぎりあおい
勝倉大和
カネコマサミ
久嶋祐太
くまじん
kei saito
小泉まお
小泉理恵
gopeal
シマカワマサシ
しまだたかひろ
ZOI
副島智也
中村ころもち
NATUMI
noa1008
ノブカネユミ
ぱいせん
ひらめぐ商店
藤本 巧
火火火因
牧角春那
松井あやか
松木直紀
宮下 和
ヤマナカハルナ
よしもりたけはる
【次点】
アキューン
AKO DOI
asabayumi
アヤノアユ
いけがみのりえ
ICHIRAKU STUDIO
稲葉朋子
イラカアヅコ
入夏七海
イワクチコトハ
宇都宮なお
えだようこ
エビアヤノ
岡添健介
織田美涼
春日井さゆり
kigimura
kirinpicnic
クボタノブエ
後藤貴志
こにしかえ
斉藤みお
酒井りか
サトウアユム
しまむらひかり
SIAO YAO
清家正悟
外山奏瑠
辻本大樹
出口瀬々
友野可奈子
名渡山彩子
西村健志
Renyinuo
nemimi
NOBARA YOSHIDA
早川洋貴
ヒガシユウタロウ
between
本田しずまる
前田なんとか
まきあさ子
マツリカ
水野朋子
武者小路晶子
村崎
森 ノリコ
吉田雨水
わじまやさほ

応募者総数 842人、応募作品総数 3,152点

【総評】

第18回TIS公募(2023年)は11名の審査員により厳正に審査が行なわれ842名(3,152点)の応募の中から36名の入賞、入選が決まった。大賞のアサバマリエさんは、レトロ風な少女と動物をモチーフとして色鉛筆の質感にデジタル要素を加えたタッチで描き、高い評価を得た。
金賞のいそさんは、鉛筆の質感を活かした水彩画風で、独特な人物表現を含め不思議な世界を構築している。銀賞のSHIROMIさんは、銀紙やアルミホイルを素材に鋭利で静寂感のある世界を作り出した。同じ銀賞のたざきたかなりさんは、日常の風景の中に見え隠れする違和感などを表現、白日夢を見ているかのような感覚にさせる作品。銅賞のゴトーヒナコさんは、漫画的表現がイラストレーションに及ぼす影響を考えさせられる作品で、上位の点数を獲得したことは注目された。同じ銅賞のHIROKI YAGIさんは、生活の中の一部分を描いているだけなのに不穏さを感じる作品である。
入選作品全体としては近年の淡いグラフィカルな傾向から変化が見られ、アイデアやスタイルにバリエーション豊富な作品が揃い、上位の評価も僅差で割れる審査となった。

今回の審査では、規定では応募作品について「他のコンペで入賞、入選した作品は対象外とします」と表記しましたが、
対象のコンペや入選、入賞の定義を曖昧にしていたこともあり、解釈の違いを招くことになりました。
そのため応募規定に違反する作品応募があり、審査途中で応募者に確認する作業が発生し審査決定が遅れることとなりました。
規定に関しては、主催側も十分な発信ができていたとはいえず審査途中での確認作業など応募者にもお手数をおかけすることになり責任を感じております。
この件につきまして審査員からもご意見をいただきました。今後より良い解決策を見出し、規定の変更も含め次回の公募に活かす所存です。

公募委員長 影山 徹

【概要】
応募受付期間:2023年5月10日(水) ~ 5月24日(水)
作品受付期間:2023年5月10日(水) ~ 5月29日(月)
審査員
<ゲスト審査員>
大島依提亜
(グラフィックデザイナー)
関戸貴美子
(アートディレクター/デザイナー)
tupera tupera
(クリエイティブユニット)
 
 
<TIS会員審査員>

トロフィー制作北沢夕芸
賞状イラスト しりあがり 寿

ターナー賞 松木直紀
リキテックス賞 勝倉大和
ファーバーカステル賞 松木直紀
イラストノート&クリエイターズ・バリュー 賞 勝倉大和
『イラストレーション』編集部賞 アサバマリエ
竹尾賞 ヤマナカハルナ
日本印刷産業連合会会長賞 勝倉大和
日本郵便賞 ヤマナカハルナ

公募WEB展覧会
会場:オンライン
会期:2023年9月上旬より開催予定