Toru Kageyama
影山 徹

氷山の南

池澤夏樹 著  三月十一日の大震災と原発事故以降、私たちはともすれば絶望に駆られ、バランスを失いがちになった。しかし、『氷山の南』が教えてくれるのは、何か大事なものを守ろうとする私たちの戦いにおいて、勝負はすぐに完勝や完敗で終わるわけではなく、「五分五分」のまま続けていかなければならないということではないだろうか。──沼野充義(解説より)

クライアント名 : 文藝春秋

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