Toru Kageyama
影山 徹

火男

古来駿作 著 永享十三(1441)年。関東管領との戦いに敗れた鎌倉公方・足利持氏の遺児が幕府に反乱を起こした。総州にある古河城もそのひとつだ。火を自在に操るひょっとこ顔の異形の男・俵藤藤太は、古河城の姫・伽那を助けたことから入城することとなる。やがて反乱軍鎮圧のために、鎌倉の大軍勢十万人が押し寄せる。籠城するのは山賊野伏なども混じえたわずか八十五名。起死回生の奇策はあるのか!?

クライアント名 : 朝日新聞出版

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