Toru Kageyama
影山 徹

でんでら国

平谷美樹 著 時は幕末、陸奥国八戸藩と南部藩に挟まれた小さな国、外館藩西根通大平村が舞台。 大平村には、60歳になると全ての役割を解かれ、御山参りをする習わしがあった。それは食い扶持を減らす為の姥捨ての旅とも囁かれていた。一方、代官所は、どんな飢饉の年でも、きちんと年貢米を納める大平村に不審を抱く。老人の口減らしだけで、重い年貢を納めることができるのか、 もしや「隠田」を開墾しているのではないか…隠田は死罪に当たる時代、真実を暴きたい代官所と村人との攻防戦が始まる。

クライアント名 : 小学館

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