NEWSニュース

2012.06.29

食いろいろ展、三谷幸喜×和田誠


6月13日に「食いろいろ展」のイベント第二弾として、三谷幸喜さん、和田誠さんのトークショーが開催されました。


今回も食にまつわるイベントということで、三谷幸喜さんが脚本を手掛けられたフジテレビ系の連続ドラマ「王様のレストラン」(1995年)第5話の上映を行い、その後二人のトークショーとなりました。









ドラマはレストランを舞台にした群像劇とあって今でも新鮮で楽しく、上映中にはお客様からも時折笑いが起きていました。自身で脚本を手掛けたドラマを多くのお客様と見るという経験はあまりないそうで、三谷さんも興味深い体験だったと話していました。


トークショーでは、レストランや料理に関する知識がまったくない中で、調べながらこの脚本を書いてたという話、第5話に登場する料理がドラマの後半で重要な枠割を果たすというナレーションを入れたけれど、どんな役割を果たすのか実はこの段階では考えていなかったという話などなど、ドラマの裏話をいくつかうかがうことができました。


また、和田さんの絵を小さいころから真似て描いてきたという三谷さんの絵を和田さんはどう思うか?というお客様からの質問には、「三谷さんの新聞連載の挿絵をずっと描いているが、もし手を骨折して絵が描けなくなったりしたら、代わりに描いてもらおうと思う」と和田さん。気心の知れたお二人の息の合ったトークに、最後まで会場に笑いが起きていました。




さて、「食いろいろ」展も、残すところあとわずか。展覧会は7月1日(日)までとなっております。どうぞお見逃しなく!!