コロナ禍でのイラストレーション
中国で開催されたアンチコロナをテーマにした展覧会「ART AGAINST THE PANDEMIC」での作品と
タラジロウさん企画の「家ステ」でのTIS会員の作品をご紹介いたします。
未曽有のコロナ禍の中でイラストレーターが何を思い何を描いたのか。
ぜひ、ご覧ください。
中国で開催されたアンチコロナをテーマにした展覧会「ART AGAINST THE PANDEMIC」での作品と
タラジロウさん企画の「家ステ」でのTIS会員の作品をご紹介いたします。
未曽有のコロナ禍の中でイラストレーターが何を思い何を描いたのか。
ぜひ、ご覧ください。
ART AGAINST THE PANDEMIC
“STAY HOME”と言うとどうも窮屈なイメージに捉えがちになる。
しかしここは少し考え方を変えて、肉体も精神も伸び伸びと解放させてあげては
どうだろう。
ART AGAINST THE PANDEMIC
◎私の作品のテーマ
テーマの1つに「スイカに塩」がある。
どういう事かと言うと甘味に少し塩味を足すと甘味が増して美味しくなる。
多分『対比』だと思うが、そのような要素を入れて絵を制作している。
◎今回出品作品説明
日本のステイホームということで、良い意味での何もしない。
「座禅を組んで、リラックスすれば良いかもね」という考えです。
ART AGAINST THE PANDEMIC
コロナウィルス禍にも関わらず、
やって来る花見見物の客が密集するのを避けるために、
たくさんの花が刈り取られてしまうことがあった。
花には罪はないのに。
あなたの行動で守れる命がある。
ART AGAINST THE PANDEMIC
この作品では、いろいろな生き物がお友達に手紙を描いています。
友達を思いながら手紙を描くのはとても楽しいですよね。
そして、手書きの文字には、思いやりとパワーが溢れています。
大切なお友達に手紙で会いに行くのもおすすめです。
ART AGAINST THE PANDEMIC
日本でのcovid-19の蔓延を確認した時、「自由に使ってください」とインターネット上に公開したイラストレーションです。「使うことの出来るイラストレーション」の存在は、無力感に陥った人の心に新鮮な空気を送り、新たな発想を生むと信じています。
こうした試みは、東日本大震災が起きた2011年3月11日の夜にも行い。その絵は世界中の人に使ってもらうと共に、私に多くの友人を作ってくれたり、新たな仕事にも繋がってゆきました。
ART AGAINST THE PANDEMIC
遠く離れた家族や会いたい人に向けて、その気持ちをゆっくり手紙にしたためる行為。
今回オオカミに手紙を運んでもらう設定にしたのは、人間や動物また環境も含め、
改めてゆっくり生きていくことを見つめ直すという意味がありました。
私たちはコロナウィルスによって多くの悲しみを経験しましたが、
この経験から何を学ぶのか試されるのはこれからだと思っています。
ART AGAINST THE PANDEMIC
数年前に描いた絵に、少し手をいれました。
青い色を全面にかけたのです。
ひとり、部屋でお茶を飲むという行為の意味が
全く違って感じるようになってしまった
ことに気づき、ショックを受けました。
また、描いた当時と同じような気持ちで
お茶を飲むことができますように。
ART AGAINST THE PANDEMIC
このネコは私の着ていた服で作った私の分身。
私は「コロナと闘う」より「コロナに感染しない、させない」ために
今の状態を、もうしばらくこのまま続けて行こうと思います。
ART AGAINST THE PANDEMIC
COVID19により世界が繋がっていることを改めて感じました。
全ての人の未来が明るくありますように。
どうかお気を付けてお過ごしください。
ART AGAINST THE PANDEMIC
高校生最後の一年が始まろうとしていた。
どんなクラスになるかドキドキしていた。
バスケットボール部でのインターハイ予選は今までの集大成だった。
年に一度、最高にヒーローになれる体育祭では、
学年対抗リレーのアンカーで有終の美を飾るはずだった。
みんな幻に。
大人にとっては来年もある一年でも、娘たち子供にとっては、その代わりはない。
それでも、いつかの明るい未来を信じて、家にいる。
Stay Home.
ハナミズキは今年も変わらず美しく咲いた。
愛犬の柴犬は毎日家にいる娘と遊んでいる。
うん、きっと悪いことばかりではない。
ART AGAINST THE PANDEMIC
コロナ禍を通して一番感じたのは、宅配便のありがたさでした。
感染の危険を冒しながら配達してくれる配達員さんをはじめ
スーパーや警備など現場仕事に従事する人たち。
献身的に検査・治療してくれる医療関係者たち。
そして我々生活者の自粛とお互いを守る為の思いやり。
それらが積み重なって、いま日々の安全がぎりぎり保たれている。
そうした思いを絵にしました。
ART AGAINST THE PANDEMIC
"マスク"
ウイルスは目に見えない。
いるのかいないのか、目では判断できないものです。
だからこそ、ウイルスとの付き合い方が難しいのです。
自分の体の話をよく聞きましょう。
一人一人が自分の体を大切にしなければなりません。
ART AGAINST THE PANDEMIC
作品タイトル「STAY HOME」
新型コロナウィルスの影響で私たちは突然家から出るな、と言われました。
それは大きなストレスになりますが、家時間を楽しんで心に余裕を体には休息を与え、自分の時間を見直すいい機会になったと思います。