Tadashi Kumai
熊井正

NEWSニュース

2010.10.27

展示会期最終日、トークイベント緊急決定!

展示会期最終日、トークイベント緊急決定! 建築家の方々と403メンバーのみんなと「建築とアート」について話しをします。 今回の展示ではじめて建築家ユニット403メンバーとコラボレートしたことで、 建築とデザイン、建築とイラストレーション、建築と絵、建築とアートのこれからの新しい関わりと可能性が見えて気がしました。 そんな関わりの中で感じたことと、今回の展示の内容を絡めてみなさんにお話しできればと思っています。

トークイベント概要

日時:10月31日(日)

時間:17:00-19:00(終了後懇親会を予定)

場所:ヨコハマアパートメント・ムーンハウス http://exhibition.tadashikumai.com

登壇者:403 architecture×熊井正×大東翼(dot architecture)×藤原徹平(隈研吾建築都市設計事務所)

テーマ:「建築の輪郭、アートの輪郭」

現代においては、アートと建築が、空間と時間を通してさまざまな形で歩み寄り、建築家がアートを行う場合もあれば、アーティストが空間を手掛ける場合もあ り、それぞれが協働する場合もあります。あるいは、物質的な作品だけではなくて、それが成立する過程にも作品性を求める動きもあります。このように曖昧になりつつある建築とアートの輪郭、つまり概念としての輪郭や、物質として表現する(切断する)時の物理的な輪郭(輪郭線、壁、境界面など)について、つまり輪郭の行方について探っていきます。具体的には、熊井氏には生活を取り込んだ作品性、あるいは現画性への揺さぶりについて、藤原氏には自身の活動でもある、ドリフターズでのワークショップ活動をメインにアートや多分野を取り込んだコミュニケーションのあり方について、大東氏にはdotでの他者と時間を取り込んだ設計活動についてお話して頂く予定です。当日は403architecture司会のもと四者が7-10分程度それぞれプレゼンテーションした後に議論をしていく予定です。

403 architecture

2008年、建築をめざして活動を始める。現在までに、インスタレーション、展覧会会場構成、シンポジウム、ワークショップ、勉強会、リノベーション、ランドスケープデザイン、舞台演出などの活動を通して、"present"という概念を実践している。
http://403architecture.net/

熊井正(くまい・ただし)

1987年JACA日本イラストレーション展・金賞、1988年チョイス年度賞・大賞、これらの受賞をきっかけにイラストレーターとして活動を始める。 その後、グラフィックデザイン、WEBデザイン、FLASHなど手掛けながらも、描くということを考えの中心に、次の活動の展開を模索中。 東京イラストレーターズ・ソサエティ会員(TIS)。
ー関連URL
熊井正 個展 触覚 爪とボタン:http://exhibition.tadashikumai.com/ 今回の展示に関して
コマツヤアト:http://www.komatsuyart.com/room.html 熊井正の作品につい

ポートフォリオ:http://tadashikumai.com/

ブログ:http://blog.tadashikumai.com/

藤原徹平(ふじはら・てっぺい)

1975年横浜生まれ、横浜国立大学大学院修了。2001年より隈研吾建築都市設計事務所勤務、現在同事務所設計室長。 2008年より横浜国立大学非常勤講師、2009年よりフジワラテッペイアーキテクツラボ代表、2010年よりNPO法人ドリフターズインターナショナル理事、東京理科大学非常勤講師
ー関連URL

15人の建築家と15人の表現者による対話実験:http://www.watarium.co.jp/15x15/schedule.html藤原徹平がキュレーションをつとめたトークイベント

drifters international:http://drifters-intl.org/?p=22 ドリフターズ・サマースクールについて

大東翼(おおひがし・たすく)

1977年 兵庫県生まれ 大阪技術工業専門学校夜間部卒 関西大学経済学部経済学科卒 工務店勤務後、dot architects共同主宰
ー関連URL
dot architects website:http://www.tcct.zaq.ne.jp/dot/ dot architectsのプロフィールや作品
design east01:http://www.designeast.jp/ 建築以外のキュレーションを行ったイベントについて